軒樋の交換、屋根面戸塗替え工事

軒樋の交換、屋根面戸塗替え工事の全工程の写真と説明です。

軒樋の交換、屋根面戸塗替え工事


外部足場、軒樋の交換、屋根面戸(めんど)塗替え工事
施工前・施工後
  • 練馬区桜台6丁目付近の閑静な住宅地です。今回は、外部足場、軒樋の交換、屋根面戸塗替え工事です。面戸塗替えには、水シャットを使用しました。メーカーは、㈲深川配合粘度工業(※特徴:シリコン含む製品であるため、水を弾く防水性(撥水性)、に優れ、積雪地方まで対応する商品です。地震や風雨に強い、収縮率が低くひび割れしにくい、棟瓦との密着性がよい、腰が強く変形しにくい)。屋根塗装は洋瓦ですので、高圧洗浄→塗装することにしました。当初は、高圧洗浄→シーラー(マイルドシーラーEPOクリヤー)→中塗り(SK科研、屋根フレッシュ、弱熔材)→上塗り(SK科研、屋根フレッシュ、弱熔材)と施工する予定でしたが、高圧洗浄のあと、下地を確認しましたら、表面に付着物が落ちてなかったので、ケレン掛け作業を急遽、追加することしました(もちろん、追加料金はいただきませんでしたが)。今回、屋根の色は鮮やかな朱色を塗布することになりました。朱色は、京都・伏見稲荷の千本鳥居の朱色の色の起源は魔除け色でした。朱色は古代から神社、仏閣に使われ、魔力に対抗する力があると信じられてました。また、神様の力を強める効果がある、とも言われており、かなり縁起が良い色です。お客様にも大変満足して頂きました。(*^。^*)
  • とにかく、屋根の塗装(洋瓦)は今回、かなり大変でした。朝露に悩まされ、下地処理に悩まされ、中塗り→上塗りとやる予定でしたが、部分的に三回塗布しました。 今回は、当初予定より工期が延長したため、オーナー様、アパートの入居者の皆さんに大変、ご迷惑かけましたが、オーナー様が入居者の皆さんと普段から丁寧にお付き合いをされてるせいか、まったくクレームやご要望はありませんでした。大変、助かりました。それと、近隣の住民の皆様にも工事前にご挨拶のチラシを配布して、屋根の高圧洗浄前には近隣の住民の方と入居者の皆さまにチラシを配布しました。
  • 雨樋も大雪で破損している状態でしたので、全体的に金具から撤去して新規交換することになりました。余談ですが、修理代の一部は大雪の被害によると認められたので、火災保険で費用を賄いました。
  • 今回は、弱熔材系のヤネフレッシュですが、もちろん、遮熱塗料を塗装してもいいと思われます。遮熱も水性・熔材系がありますが、他急性はやはり熔材系がかなり効果があります。私のお勧めは、株式会社シロキがだしている『ミラクール』がお勧めです。高耐久×高遮熱効果があります。水性の遮熱塗料に比べて、断然、対応年数が違います。『冷房がよく効く』、陸屋根や金属屋根に塗装すると明らかに効果があります。
  • 屋根の塗装を業者さんにしてもらう場合は、なかなか見た目ではわからないので、出来るだけ実際に手で触ったりして、光沢、手触り、音で傷み具合を慎重に点検する必要があります。今回は屋根も比較的、登りやすかったので、屋根の点検をやりやすかったです。ただ、どうしても、セメント瓦ですので割らないように慎重に歩かないといけないです。瓦を、割ったら本末転倒ですから。(苦笑)

施工前・施工後


施工前の写真
漆喰が破損
棟の瓦の塗膜

  • 施工前の写真です。既存の面戸の漆喰が破損しています。原因は、経年劣化も考えられますが、直接の原因は強風によって、既存の漆喰が剥がれたんのだと考えられます。
  • ちなみに、このまま、放置しておくと、棟瓦の中の面戸・漆喰が雨・風で劣化・欠落して、雨漏りの原因になります。
  • 棟の瓦の塗膜もかなり、剥がれてます。


既存の屋根の傷み具合い
既存の屋根の傷み具合い

  • 既存の屋根の傷み具合いです。洋瓦ですので、年数が経過すると、塗膜が剥がれて、表面がザラザラになります。棟は比較的、傷んでないようです。洋瓦そのものが、欠けたり、破損したり、捨てるところはないようです。メンテナンスとしては、高圧洗浄→ケレン(下地がきれいになればやる必要はないです)→養生→シーラー→中塗り→上塗り


軒先瓦の状況
軒先瓦の状況

  • 既存の洋瓦の釘を長年の雨、風で浮いて、メンテナンスとしては、既存の止め釘を撤去して、ビスを丁寧に止めいていきます。
  • 余談ですが軒先瓦ですのでどうしても、雨水があたりやすいので、既存の釘の水分が入りやすいのと、軒先ですので、風が当たりやすいので、釘が抜けやすいようです。
  • よーく見ると、かなり屋根の塗膜が剥がれてます。


既存の軒樋の破損状況
既存の軒樋の破損状況

  • 既存の軒樋の破損状況です。まちがいなく、大雪で破損・変形したと考えられます。大雪で荷重がかかって、軒樋が変形して逆勾配になり、通常なら雨水が流れるところが完全に流れきらないで、泥や砂が、軒樋に溜まったと考えられます。
  • 今回は勾配なおし、撤去→交換と修理の選択肢がありましたが、金具撤去・軒樋撤去→新規・金具交換・軒樋撤去で工事することになりました。
  • しかし、これだけがっちりした軒樋が変形するくらいですから、大雪による、かなりの荷重がかかったと考えられます。


養生状況
養生状況

  • 養生状況です。養生テープは既存の洋瓦がザラザラしていて定着しづらいので、丁寧に貼っていきます。


面戸塗替え状況
面戸塗替え状況

  • 面戸の塗替え作業です。面戸の周辺を丁寧に養生して、既存の剥がれかかってる漆喰を丁寧に撤去していきます。新規の面戸、水シャット(メーカーは、(有)深川配合粘度工業)を金コテで丁寧に塗り込んでいきます。


下り棟の面戸の塗替え状況
下り棟の面戸の塗替え状況

  • 下り棟の面戸の塗替え状況です。下り棟も既存の漆喰を丁寧に撤去して、新規の水シャット(メーカーは、(有)深川配合粘度工業)を金コテで丁寧に塗り込んでいきます。


面戸塗替え完了
面戸塗替え完了
面戸塗替え完了
面戸塗替え完了

  • 面戸塗替え完了です。色が黒色にみえるのが新規面戸です。下り棟の部分もかなり仕上がりがいいです。
  • 余談ですが、今回は屋根の塗装が目的ですので、高圧洗浄を行うので、面戸、漆喰、瓦の補修、差し替えは事前に施工して、高圧洗浄に備えます。
  • 緑の〇で囲ったところは、塗膜が剥がれて、苔が付着したものと思われます。


屋根フレッシュ
屋根フレッシュ

  • SK科研、屋根フレッシュ。弱熔材で耐久性があり、防カビ、防藻、耐候性、付着性を示し、長期間安定した性能を発揮します。隠ぺい力が高い為、下地の透けがありません。超耐久性:ウレタン結合の強靭な塗膜は酸性雨や熱、紫外線に対して、優れた抵抗性を示します。良好な作業性:刷毛、ローラー、エアレスなど、いずれの塗装機器でも施工可能です。用途:カラーベスト、コロニアル、セメント瓦に使用できます。主に窯業系です。艶の種類は、艶有、三部艶、艶消しと選べます。


マイルドシーラーEPOクリヤー
マイルドシーラーEPOクリヤー

  • マイルドシーラーEPOクリヤー(主剤)。マイルドシーラーEPO硬化剤の二液性です。浸透・固着性が高く、下地の補強効果に優れてます。強熔剤タイプと比較して、臭気が低く、環境に優しい設計です。水分や炭酸ガスの侵入を防ぎ、セメントやコンクリートなど、中性化を防ぎます。旧塗膜との密着性に優れてます。二液型弱熔形エポキシシーラー。主要成分:特殊エポキシ樹脂


屋根の高圧洗浄
屋根の高圧洗浄

  • 屋根の高圧洗浄です。既存の屋根に付着してる汚れ、苔を丁寧に洗浄して、除去していきます。敷地は比較的広いですが、近隣の皆さまに洗浄の汚れた水が飛散しないように、飛散防止シートをきちんと設置して作業を行います。
  • 高圧洗浄の作業を行うときは、やはり、なんと言っても、住人の方の洗濯物に気を使うことと、近隣の住民のかたに対しての気配りがかなり重要です。
  • 足場はできれば、軒樋より、1m~1.5mが転落防止の目安です。通常の戸建でしたら一日で終わるのですが、今回、足場も二棟建てたので、1日半かかりました。慣れてない足場屋さんだと、二日かかると思われます。足場を組む時も、高台の住宅地の入り口ですし、幼稚園の近くの出、歩行者、子供さんを送り迎えされる保護者の方がよく通られるので、細心の注意を払いながら作業しました。近隣の皆さんが大変よくしてくださいましたので比較的、作業しやすかったです。(*^。^*) 作業してると、偶然ですがお孫さんを送り迎えされてる以前のお客様にたまたまお会いして、『ここ、やってるの』と気さくに声をかけてくださいました。


既存屋根ケレン掛け状況
既存屋根ケレン掛け状況

  • 既存屋根ケレン掛け状況です。高圧洗浄をおこなったあと、ある程度は付着してる苔、汚れは落ちましたが、どうしても付着物が洋瓦に付着してましたので、残りは丁寧にケレン掛けして除去していきます。とにかく、中腰で行う作業ですので、腰が痛くなるのと、ケレンもほぼ手作業で行うので、かなり大変な作業でした。下地処理をきちんと行なわないと、丁寧に塗装してもすぐに剥がれてくるので、かなり時間と手間をかけました。
  • たまに聞きますが、やはり見積がかなり安い業者さんは、一番大変なケレン掛けの作業や中塗りを本来二回塗布する工程を1回しか塗布しなかったりして、経費を浮かせて塗装する業者さんもなかにはいるみたいです。
  • 屋根の上はお客様や施主様が特に見えにくいところなのですので、信頼関係も大事ですが丁寧にやることにつきます。


下塗り剤マイルドシーラーEPO塗布完了
下塗り剤マイルドシーラーEPO塗布完了
  • 下塗り剤マイルドシーラーEPO塗布完了です。洋瓦は年数が経過すると、表面がかなり劣化してざらざらになっていくので、かなりシーラーを吸い込みやすく、当初はシーラーは一回のみ、塗布するつもりでしたが、やはり、かなり、吸い込んだのでマイルドシーラーEPOは、トータル、二回、塗布することになりました。(もちろん、追加料金は頂きませんでした)
  • 雪止め(ステンレス製)も丁寧に、養生テープで養生していきます。
  • 軒樋もブルーシートで丁寧に養生して、塗料が付着しないように養生します。
  • よーく見ると、屋根瓦、洋瓦にグラデーションがありますが、黒っぽい色は表面の塗膜が剥がれるところです。


中塗り材(屋根フレッシュ、弱熔材)塗布状況
中塗り材(屋根フレッシュ、弱熔材)塗布状況
中塗り材塗布状況
  • 中塗り材(屋根フレッシュ、弱熔材)塗布状況です。ハケで丁寧に洋瓦に刷り込むように、塗り込んでいきます。余談ですが、夏場は屋根の表面が朝露がそんなにないので、塗装を朝から塗布できますが、冬場はどうしても、朝露があるので、まず、乾くのをまっててもいいですが、作業効率を上げるために、きれいな布で丁寧に朝露を拭いていきます。
  • 今回も基本は中塗り→上塗りの工程でしたが、どうしても、定着しにくいところがあったので、部分的に合計(シーラー別)三回、塗布したところもあります。
  • わかりづらいですが、屋根の上から、下方向に塗装していきます、屋根の下は、シーラーを塗布した部分です。ちょうど半分より多く塗装したかんじでしょうか。


上塗り材(屋根フレッシュ、弱熔材)塗布完了
上塗り材塗布完了
  • 上塗り材(屋根フレッシュ、弱熔材)塗布完了です。棟違いの部分で鮮やか朱色でかなり満足いく仕上がりです。今回は板金部分は比較的傷んでなかったので、差し替えたりしませんでした。
  • お客様も「丁寧にやって頂いてありがとうございました」と大変、喜んでいらっしゃいました。施主様、奥様、息子さんも大変すばらしいかたで、アパートのメンテナンスもその後、いろいろ、お声をかけて頂きました。私も信頼して頂いたので、お気持ちに応えるべく、がんばろうと思いました。オーナー様、ご家族をみてると、人間的に大変、勉強になることが多かったです。


屋根塗装と外壁塗装を一緒にされた実例(東京都)



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