屋根の棟積み替えの事例

雹(ひょう)の災害調査を行いました

2022年6月、場所は千葉県市川市です

千葉県市川市で雹(ひょう)の災害調査を行なった事例

現場の状況と経緯
  • 2022年6月4日朝に、千葉県市川市のお客様から雹(ひょう)で網戸が破れたので見に来て欲しいと依頼を受けました。
  • その時は網戸が破れたぐらいだから大したことがないし、お客様も火災保険は免責が20万円あるから網戸張替えくらいでは保険が出ないのではないか、とメールでお知らせくださったので、後日、現場調査に伺いました。
  • こちらのお客様は4年~5年前の大規模改修で屋上防水、塗装、その他もろもろの工事でお世話になったので、その時の記録も弊社に残っておりました。
  • そこで実際に、現場調査させて頂きびっくりしました。軒樋が雹(ひょう)で完全に穴が空いており、どうしようもないかんじでした(軒樋は前回の大雪の時に請求して修理を見送りましたので今回の雹では請求できないと判断したため、請求から外すことにしました)。
  • 網戸は機能を果たせないほど破損してるので保険請求することにしました。1階自転車置き場の波板も雹で穴が空いてるので請求することにしました。
  • 出窓・笠木も傷が入ってるため請求することにしました。コロニアル屋根とポリカーボン屋根はもうちょっと詳しく調査することにしました。
  • 雹(ひょう)災害は大変、学ぶところが多い事案でした。同じ建物でも、被害を局所的に受けるところと受けないところと大きく分かれます。
  • 同じ建物で雹が降ってるから、建物全体的に雹の被害を受けると考えがちですが、風向きや雨の降り方で随分、変わってきます。
  • 今回は6月3日の雹の災害からそれほど日にちが経過してないので、保険会社も対策本部が立ち上がったようです。前向きに対応してくれそうですが、保険会社からは杓子定規に「見積りと写真を提出してください」とまず言われます。
  • しかし、雹災害の場合は写真ではわかりづらいので、できるなら、契約者(お客様)としてまず、保険会社に「鑑定人を呼んでください」と要請することをお勧めします。
  • 雹災害は鑑定人によって判断が分かれるケースがあるような気がしますので、納得が行くまで再鑑定してもらったほうがいいと思われます。そして、実際に修理費用が出たら直せるところはできるだけ直しておいたほうがいいでしょう。


軒樋の被害状況
軒樋の被害状況

  • 軒樋が雹で無残に穴が空いてます。凄まじいです。


自転車置き場

波板

雹で穴

  • 1階、自転車置き場の波板が雹で穴が空いてます。


出窓の屋根と網戸

  • 出窓の屋根に雹で傷がかなり入ってます。網戸も雹で破損してます。


反対側の出窓の屋根

  • 反対側の出窓の屋根も雹で傷が入ってます


屋外の照明器具

  • 屋外の照明器具も雹で破損してます。


ベランダのポリカーボン屋根

  • ドローンでベランダのポリカーボン屋根を撮影した写真です。
  • この、4枚だけへこんでいるように見えます。
  • 後日、詳細に調査してみます。雹が降った時に強風が吹いて変形したのか?







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