屋根の棟積み替えの事例

瓦棒葺き屋根の葺き替えと塗装の工事事例です。

工事完了後、少し気になることが。。。

瓦棒葺き屋根の葺き替え工事の事例(練馬区)

現場の状況と経緯
  • 練馬区富士見台のお客様から、屋根の状況を見てほしいと依頼を受けました。
  • 築30年~35年前後のお宅ですが、屋根は瓦棒葺き(かわらぼうぶき)の屋根で、外壁がモルタルです。
  • 大屋根は後でわかったのですが、瓦棒屋根が二重に葺いてありました。だから、これだけ傷んでいても雨漏りしてなかったようです。
  • お客様が一番気にされていたのが、1階の西側の軒天井が剥がれていることです。
  • そこから雨漏りしたり、鳥や蜂が巣を作ったりしないか心配されているようで、応急処置を含めて対応させて頂きました。
  • 早速足場を組んで、既存の屋根とルーフィングを撤去させて頂きました。
  • 次に、野地板から張替えを行い、瓦棒葺きの屋根を葺き替えました。
  • 軒天井も傷んでる箇所のみ張替えさせて頂いて部分塗装させて頂きました。
  • 最後に、南側の外壁の一筋の交換を行って工事を完了しました。


工事前の瓦棒葺き屋根の状況
工事前の瓦棒葺き屋根の状況

屋根の上に登って調査

瓦棒の芯木の傷み具合

  • 屋根の上に登って調査しましたが、足で踏んだ感じですと、かなりブカブカした感じです。
  • 塗膜もかなり剥がれていて、瓦棒の芯木も相当傷んでるような感じです。


一階の軒天井の状況

風で剥がれやすくなってます

  • 一階の軒天井がかなり、剥がれかかってます。
  • 原因は屋根から雨漏りだと思われますが、風で剥がれやすくなってます。


風で剥がれやすくなってます

  • 既存瓦棒屋根を撤去すると、下にもう一層、瓦棒屋根がありました。
  • 想定外でしたが、今回はお客様から追加料金なしで撤去させて頂きました。
  • 築35年以上前のお宅ですので屋根材の下地がコンパネではなくて、ざら板です。
  • ルーフィングもかなり、薄い材料を使用してありました。


新規ラーチ合板12mm設置状況

  • 新規ラーチ合板12mm設置状況です。
  • 既存の瓦棒屋根を撤去した後に、ざら板屋根の上に12mmのラーチ合板を貼っていきます。


新規ルーフィングEX設置状況

  • 新規ルーフィングEX設置状況です。
  • このあと、心木を設置していき、溝板を設置して、役物、ケラバ、水切りを取り付けていきます。


工事完了

  • 工事完了です。
  • お客様の引き渡しが終わって、2週間ぐらい経過した頃に、お客様からショートメールで連絡がきました。近所で太陽光を設置してると名乗る業者から訪問を受けて、「お客様のお宅の屋根の釘が浮いてる」と、指摘を受けたらしいのです。お客様曰く、「親切で教えてくれただと思うのよ」とおっしゃたので、念のための屋根に登って確認に伺いましたがもちろん、なんともなかったです。お客様に「名刺は頂けましたか?」と聞いたら、名刺はもらわなかったとのことです。おそらく都外またはかなり遠方からきた業者が事実と違う説明や不安を煽ってると思いました。最近、たまに目にしますが、乗用車のような車で都外から梯子を積んでる車を見かけます。



  • 念のため屋根に上がって確認しましたが、釘の浮きや屋根のまくれてる箇所は1つもありませんでした。
  • 以下、確認写真を御覧ください。依頼主の方にもすべて写真をご確認いただきました。

確認写真1

確認写真2

確認写真3

確認写真4

確認写真5

確認写真6







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