空き家の屋根破損調査のドローン写真

練馬区内のお客様から実家の空き家の屋根が大風で飛んで近隣の方のご迷惑をかけてるので現場を見て欲しい依頼を受けました。築40年から50年前後のお宅で何年か前まで住まわれていたようです。いつものように、最寄りの警察署の保安課に連絡して、スマートホンから、FISS(国土交通基盤情報システム)に登録しまして、ドローンを飛ばしました。
画面でみたら、かなり屋根が傷んでますので、火災保険に加入されていれば活用できた可能性が高いと思われます。たまに、お客様から「古い家に火災保険をかけても、事故(風災・水災・火災・雷災・雪災・雹災・地震)が起こっても保険金が降りないのではないか?」と聞かれますが、実際は建築年数が経過していても、被害が確認できれば支払われるケースがあります。むしろ、近隣の皆さんにご迷惑をかけないように空き家だからこそ、火災保険には加入されておいたほうが良い場合がかなりあります。

空き家の屋根調査

真上から空撮した状況です。まさに、ドローンに適した現場です。この屋根の状態で屋根の登ったら間違いなく危険です。一見、瓦棒屋根は残ってますが、野地板が傷んでいる場合は屋根が抜けてしまう可能性があるので、このような現場調査の時点では、できれば屋根には登らない方がいいです

空き家の屋根の状況

瓦棒の溝板と芯木が飛ばされて野地板(ざら板)が肉眼で確認できます。棟板も確認できます。

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