練馬区|屋根応急処理と葺替え工事ビフォー/アフター

■2018年10月中旬に練馬区内のお客様から、2018年10月1日の台風24号で屋根瓦が飛んだので応急修理をして欲しいと依頼を受けました。屋根瓦(青縁瓦)が飛んでしまい、かなりの突風が吹いたような感じでした。

10月中旬の、夕方でも比較的暗くなってきた時期で、応急修理の作業中に、小雨までいきませんが、ぱらっと降りだしてきました。とりあえず、雨漏りしたらいけないと思いまして、急いで応急修理を行いました。

お客様が火災保険に加入されていたので、現状復旧の見積もりを出させて頂いて、それと並行して、本復旧の提案見積もりも作成しました。結局、大屋根と下屋根の瓦(青縁瓦)を全面撤去してから、ラーチ合板、ルーフィングを敷いて、横段ルーフをに葺き替えることになりました。工事は年をまたいで、2019年2月くらい行うことになりました。

■足場を組むので、一緒に、外壁塗装も行うことになりました。破風は木だったので、また腐食したらいけないとのことで、ボードサイディングを貼って、フッ素塗装することにしました。実際、工期は40日くらいかかりました。工事期間中、雨にかなり悩まされましたが、どうにか完工しました。とにかく、足場を一ヶ月以上設置するので、防犯上、精神的にお客様に負担をかけないようにし、解体日にも気を使いました。また、近隣の住民の皆さんが協力的でしたので感謝です。普段のお客様とご近隣の良いお付き合いのたまものだと思いました。

風で外れた青縁瓦

青縁瓦が風で外れて、かなりずれてます。
瓦桟もくっきり見えてます。キョウギ(下葺き材)も穴が空いてます。

応急処置の状況

応急処置の状況です。防炎シートをかけて、押し縁を設置していきました。
土嚢袋を念入りに置いていきました。

屋根裏部屋入口が汚損

屋根裏部屋入口が汚損してます

本工事前の写真

本工事前の写真です。(マウスオーバーまたはダブルタップで拡大します)
10月中旬におこなった養生が、かろうじて、まだ維持されてます。
最初はかなり心配でしたが、応急処置から3か月経過したのでほっとしました。

 

瓦降ろし

瓦降ろし状況です。(マウスオーバーまたはダブルタップで拡大します)
半分は青縁瓦を降ろした状況です。
下葺き材までは全部撤去して、ラーチ合板12㎜を貼っていきます。

屋根施工状況

屋根施工状況です。黄色の枠で囲んだ箇所が横段ルーフを設置した箇所です。
赤の枠で囲んだ範囲がルーフィングEXです。
もちろん、横段ルーフの下には下葺き材として、ルーフィングEXが設置してあります。

換気棟の下穴

換気棟の下穴を3箇所、空けていきます。
このままだと当然、雨漏りするので、仕上げに換気棟を取り付けていきます。

 

ドローンから撮影した完了写真

工事完了写真です。(マウスオーバーまたはダブルタップで拡大します)
俯瞰写真はすべてドローンで撮影しました。
工事の作業工程や進捗状況がとてもわかりやすいですね。