練馬区|台風後のドローン屋根調査と修理工事

練馬区のお客様から、2019年9月8日から9日にかけて東京を直撃した台風15号で屋根が飛ばされたので見て欲しいとの問い合わせを頂いたので、現場調査にお伺いしました。
この時期、台風15号の被害で多数、お問い合わせを頂てましたが、こちらのお客様が練馬区内では一番、被害が深刻だと思われました。

早速、ドローンを飛ばして、上空から撮影させて頂きましたが、下から目視で見ても、びっくりしましたが、実際ドローンで上空から確認しましたら、被害の大きさに驚きました。
まず、野地板が見えていて、その時お客様からお聞きしましたが、台風15号が通過する夜中には、屋根が飛ぶような、大きな轟音がしたらしく、その時から雨水が一階まで、激しく漏れてきたそうで大変だったそうです。

ドローン写真で屋根を細かく確認しますと、南側の屋根が大部分、風で飛ばされてるのが確認できます。かろうじて、棟包みが四分の一前後、残ってる程度で、屋根の北側と東側が残ってるのみです。

ドローン屋根点検写真

ドローンからの屋根撮影写真です。(マウスオーバーまたはダブルタップで拡大します)

 

広小舞設置

広小舞設置:野地板だけだと、張り合わせがあるため、雨水を吸い込んで腐食しやすいですが、広小舞は一本の木ですから、雨水を吸い上げにくい構造になってます。

 

練馬_台風後の屋根修理完了ドローン写真

屋根修理工事完了のドローン写真です。(マウスオーバーまたはダブルタップで拡大します)

とりあえず応急処置を行いました。この時期は台風15号の影響で、屋根工事、応急修理が立て込んでましたので、復旧工事は腰を落ち着けて、本復旧を行いたかったのです。それで、肝心の本復旧ですが、既存の瓦棒屋根を全部撤去して、新規の野地板から設置して新規ルーフィングEXを設置し、芯木なし瓦棒屋根を設置していきます。野地板を設置するときに、軒先の唐草の下地に広小舞を設置していきます。
今回はお客様が火災保険にきちんと加入されてました。大手某損保会社(T社)でしたので、かなりスムーズに手続きが進み、審査もすんなり、入金も早かったようです。余談ですが、火災保険はどこの保険会社も同じだと思ってる方が多いのですが、損保会社によって、もっというと支店や部署によって、微妙に考えかたが違います。それと、鑑定会社によっても明らかに違います。鑑定会社と聞くと、かなりしっかりした方が来て、厳格に鑑定するイメージがありますね。もちろん大半の鑑定会社の方は素晴らしい方が多いですが、中にはとんでもない鑑定人の方もいらっしゃいます。某大手損保会社(T社)は会社の方針かどうかはわかりませんが、できるだけ写真と見積りだけで、早く鑑定・査定して契約者に修理費用を出す傾向があります。ですから、お客様がT社で契約されてると、工事する業者も安心できると思われます。